目のケアが欠かせないレーシック
視力を回復させる治療として注目のレーシック手術。ご存知のように、レーシックでは眼球に直接処置を施します。
眼球表面を薄く削り、フラップという蓋の役割を持つ部分を形成し、角膜の形や厚みなどを調整することによって焦点を改善し視力を回復させますので、目(眼球)のケアは非常に重要な意味を持つんですね。
またレーシックは短時間で終わり入院の必要はありませんので、術後の目を保護するのは患者の意識によるところになります。
ですので、医師の指示を守るとともに、正しい知識を身につけてアフターケアを行う必要があるのです。
術前のケアも大切です
レーシックでは、角膜の厚みを調整します。また角膜はとてもデリケートな部分で、コンタクトレンズの使用によって厚さがヒ微妙に変化しますし、目に疲れを溜めてしまっても眼球の状態は変化してしまいます。
術前には医師から注意点が指導されますが、これをしっかりと守らないと検査前と眼球の状態が変化し手術に影響を及ぼすこともありますので、コンタクトレンズの使用を中止するなど注意点を確実に守らないといけません。
術後のケアと注意点
レーシックではレーザーによる角膜への処置が主に行われます。この角膜及び眼球は常に外気に晒され、光などの刺激を受けていますので、手術によって処置をうけた目はしっかりと保護する必要があります。
主なポイントは医師の指示を確実に守ること。感染予防の目薬を定期的に点眼したり、術後数日は目を酷使しないなどの指導を受けますから、これらは確実に守らなければなりません。
またクリニックによって頻度は違いますが、手術の翌日や数日後、1週間後・1ヵ月後など定期的に検診を受けるように指示されます。
これらは眼球の状態を確認し、問題があれば処置するという大切な診断を行いますので、必ず受けなければなりません。
レーシックによって視力が回復するとその時点で満足してしまい、定期検診を怠ってしまう人もいるようです。これはとても危険ですので、医師の指示を確実に守るというのがレーシック後の目のケアの注意点となります。